WordPressで２MBのアップロード制限を変更する方法

えっ？プラグインがインストールできない！

WordPressでこんな事態に遭遇することがあります。

「アップロードしたファイルは php.ini で定義された upload_max_filesize を超過しています。」だって…

php.iniってどこんあんの？　upload_max_filesizeって何？

わけわかんないですね。でもご安心ください。

いまから対処法を解説します。

php.ini で定義された upload_max_filesizeとは？

WordPressを設置しているサーバー側では負担をなるべく少なくするために

ファイルサイズの上限が設定されています。

たいていどのサーバーでも初期設定が２MBになっているようです。

「php.ini」というファイルで設定されています。

なので大きなサイズのファイルをアップしようとすると上に書いたようなエラーが起きます。

でもこれは初期設定にすぎないのでサーバーの負荷など気にせずさっさと設定を変更しちゃいましょう。

ほとんどのサーバーではサーバーパネルから

「upload_max_filesize 」の変更を簡単に行うことができます。

WordPressのアップロードサイズの上限を変更

それでは「upload_max_filesize 」の変更方法を説明していきます。

さくらサーバーの場合

サーバコントロールパネルにログインします。

１、PHP設定の編集をクリックします。

２、以下のコードを書き込みます。

＝の右は20Mでなくてもいいです。設定したい数字を入れてください。

upload_max_filesize=20M

これでOKです。忘れずに保存してください。

ロリポップの場合

１、ユーザー専用ページにログインします。

WEBツールのところのPHP設定をクリック

２、すべてのドメインと書いてある行の「設定変更へ」をクリック

３、upload_max_filesizeを２０Mに変更。

ロリポップの場合は２Mか２０Mの２択しかないようです。

「php.iniを設定する」ボタンをクリックして設定を保存します。

これでOKです。

エックスサーバーの場合

サーバーパネルにログインします。

サーバーパネル - ログイン | レンタルサーバーならエックスサーバー

www.xserver.ne.jp

１、設定対象ドメインの変更からドメインを選択します。

２、php.in設定をクリックします。

３、「php.in設定変更」をクリックします。

４、upload_max_filesizeを好きな大きさに変更します。

以上です。

その他のサーバー　設定画面からサイズ変更できない場合

設定画面から「upload_max_filesize 」を変更できないサーバーもあります。

そういう場合は面倒ですが「php.ini」を自分で作成してアップロードする必要があります。

1、テキストエディタかメモ帳を開き以下のコードをコピべする

post_max_size = 50M
memory_limit = 50M
upload_max_filesize = 50M

数字の部分は好きな値を入れればいいです。

ファイル名を「php.ini」で保存。

２、FileZillaやFFFTPなどを使ってサーバーにアップロード。

「php.ini」を置く場所はサーバーごとに決められています。

各サーバー会社のマニュアルを参照してください。

※「user.ini」というファイル名で設置するサーバーもあるので注意