年金手帳を紛失した時や、確定拠出年金に関する手続きをする時など基礎年金番号が必要になる場合があります。
僕も最近、個人型の確定拠出年金(iDeCo)の運営管理機関を変更する手続きを行ったのですが、自分の基礎年金番号を調べるのに苦労しました。
簡単にわかりそうで実はわかりにくい自分の基礎年金番号。
せっかくなので調べ方をまとめてみました。
読んでおくと必要になった時にスムーズに手続きができると思います。
基礎年金番号を調べるのに苦労する理由
一見すぐにわかりそうな基礎年金番号ですが、状況次第では調べるのが難しくなります。
年金手帳を見ればいいじゃないかと思う人もいるかもしれません。
でも会社勤めをしている人の場合はどうでしょうか?
たいていの場合、会社が年金手帳を預かっているはずです。
だから自分の手元に年金手帳はありません。
会社の総務にに聞いてもいいのですが、
土日や祭日などお休みの日はそれもできませんね。
なのですぐに番号を知りたい場合は
別の方法で基礎年金番号を調べる必要があります。
どうやって調べたらいいの?
基礎年金番号の調べ方をググってみました。
日本年金機構によると以下の書類で基礎年金番号が確認できるようです。
- 青色の年金手帳
- 基礎年金番号通知書
- 国民年金保険料の口座振替通知書
- 国民年金保険料の納付書、領収書
- 年金証書
- 各種通知書等(年金額改定通知書、年金振込通知書等)
- 平成28年に送付された「ねんきん定期便」
ねんきん定期便なら残してあるかもしれない!
本棚やファイルブックの中などをいろいろ探しました。
ねんきん定期便はこういうハガキ状の郵便物です↓
でも平成28年に送付されたものでないといけません。
(今が29年だから去年に郵送されたもの)
そういば今平成何年だっけ?
という人もいるかもしれませんね。
西暦の下2桁の数字に12を足すと平成何年かわかります。
平成28年度以外のねんきん定期便には基礎年金番号が記載されていないようです。
第三者に夜なりすまし防止の為に対策が取られています。
ねんきん定期便」には「ねんきんネット」の登録に必要なアクセスキーを表示しております。
「ねんきんネット」の登録にはアクセスキーと基礎年金番号の両方が必要となりますが、基礎年金番号を表示してしまうと第三者がご本人様になりすまして「ねんきんネット」を利用する危険性が高くなるため、基礎年金番号の表示はしておりません。
なお、お問い合わせに対応するために「ねんきん定期便」には「照会番号」を表示しております。
「ねんきん定期便・ねんきんネット等専用ダイヤル」や年金事務所にお問い合わせの際は、こちらの「照会番号」をお伝えいただくようお願いします。(平成28年度送付分)
「ねんきん定期便」には基礎年金番号を表示し、アクセスキーを表示しておりません。
なぜ28年度の分だけ記載されているのかは謎です。
ともかく基礎年金番号が記載されている28年度分を探しまくりました。
でもなかなか見つからない…
他の年度のはあるのですが28年のものは残っていません。
結局この年度のねんきん定期便は出てこなかったので自分で調べるのは諦めようかなと思っていたその時、偶然手に取った古いファイルブックからだいぶ昔のねんきん定期便が出てきました↓
平成22年に発行されたねんきん定期便、7年前のやつです。
今と違って当時は封筒に入っていました。
中身を確認してみると、、
ありました!
(オレンジの付箋が貼ってある箇所に記載されています)
よくこんな昔のものを残してあったなぁと思いましたが何はともあれ助かりました。
基礎年金番号が記載された書類が見つからない場合は
僕の場合はどうにか基礎年金番号が記載された書類を見つける事ができましたが、どうしても見つけることができないという人もいると思います。
年金手帳を紛失しなおかつ手がかりとなる書類も無いという場合もあるかもしれません。
そういう場合は年金事務所に聞けば教えてくれます。
電話では教えてもらえませんので、直接最寄りの年金事務所に行ってください。
日本年金機構の以下のページで全国の最寄りの年金事務所を検索することができます。
本人確認の為に身分証明が必要となります。
免許証などはお忘れなく!
まとめ
基礎年金番号が必要となる手続きには以下のようなものがあります。
- 就職して厚生年金保険や共済組合に加入するとき
- 会社を退職して国民年金に加入するとき
- お名前やご住所に変更があったとき
- 障害、遺族、老齢などの年金の受給手続きや相談のとき
- ねんきんネットの申込手続き
- 確定拠出年金の運営管理機関を変更するとき
今は必要でないという人も、今のうちに自分の基礎年金番号を確認して手帳などに控えておくことをおすすめします。いざという時に余計な時間を使わずに済み手続きがスムーズにできます。
ではまた!
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