かつての日本では、銀行や郵便局に預金しておくだけで年率7%ぐらいの利子がもらえる時代もありました。
それが複利でどんどん増えていく。
特に投資とかしなくても、ある程度のお金さえ預金しておけばあとは勝手にお金がお金を生み出してくれたんですね。
あの頃は普通の銀行預金が資産として機能してくれました。
バブルの世代、僕らの親の世代はとても良い時代だったと言えます。
時代は大きく変わった
しかし、現在はそうではありません。
銀行に預金しても0.001%とかそういうレベルです。
マイナス金利の政策が取られていて、銀行はお金を預かれば預かるほど損をする仕組みになっているんですね。
まだ僕らがマイナス金利を取られる段階にはなってませんが、そのうちそういうふうになるかもしれません。
そんな背景があるから銀行に窓口に行くと投資信託などをしきりに勧めてくるんですね。
いちおう言っておきますが、間違っても銀行の窓口で投資信託を契約してはいけません。
商品の種類に関係なく損をします。
日本の投資信託は手数料ビジネスと呼ばれているほど手数料が高いです。
銀行にしてみればこれほどお金を奪い取るのに都合の良い仕組みはないでしょう。
今の世の中こういった罠がいたるところに仕掛けてあります。
ぼぉーっとしていると僕らの大事なお金がどんどん搾取されてしまうでしょう。
そうならないためにも正しい知識が必要です。
日本人のマネーリテラシーは低い
本当にそうです。
低くなるように教育されてきたと言ったほうが真実に近いかもしれません。
日本国民の3大義務とされているもののひとつに納税の義務というのがあります。
それにもかかわらず学校では税金の事について教えてくれませんね。
おかしいと思いませんか?
国としては国民がおとなしく税金払ってくれればそれでいい。
だから学校では教えず、さらにその税金の仕組みはわかりにくく複雑な体系にしてあるのかもしれません。
日本人はマネーリテラシーが低い。
そういうふうにデザインされてきたのです。
それを前提とした罠があちこちに仕掛けてあります。
うかうかしていると不幸になります。
最低限の知識は持っておいたほうが無難です。
以下の書籍は非常に役に立つと思います。
こないだ僕も買いました。
非常にわかりやすくて参考になります。
コメント
記事の構成、とても参考になりました。
勿論、税金についても。
ありがとうございました。