今回は体格改善の話です。
痩せすぎで悩んでいる人は意外と多いものです。
そういう人が太るためにはどうすればいいか?
そのためにはまず本質的な事を知っておく必要があります。
痩せ型体質は専門的な分類では外胚葉型(ハードゲイナー)と呼ばれます。
体質は3種類あります。
- 内胚葉型・・・太りやすい
- 中胚葉型・・・筋肉がつきやすい
- 外胚葉型・・・痩せやすい
外胚葉型の特徴について説明します。
痩せ型の人は神経の働きを上手にコントロールしなければいけない
痩せ型(外胚葉型体型)の特徴の1つに神経が発達しすぎているというのがあります。
発達しすぎているため過敏になりやすいです。
そのためエネルギーの消費が激しいです。
イメージとしては燃費の悪い高級車といった感じです。
せっかく良い性能を持っているのにエネルギー効率が悪い。
それが外胚葉型体型の人です。
このタイプの人はストレスを受けた時のダメージが必然的に大きくなります。
なのでうまくストレスを解消できないとダメージがどんどん蓄積していって大変な事になります。
鬱になりやすいのもこのタイプです。
あなたにとっていちばんストレスを解消できる方法を見つけておきましょう。
猫背になっていませんか?
痩せ型である外胚葉型体型の人は姿勢が猫背になっている事が多いです。
猫背の弊害は知っておいたほうがいいです。
猫背になっていると胸が圧迫され呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなると交感神経が常に興奮状態になり、逆に副交感神経はあまり働いていない状態になります。
リラックスできない。
神経が過敏になりやすいというのはそういう理由です。
何もしていなくてもストレスになります。
この状態だと胃腸がうまく機能できません。
胃腸がうまく機能するためには副交感神経が優位になっている必要があります。
そのためには普段無意識的に行なっている呼吸が深く長いリラックス呼吸になっていなければいけません。姿勢は呼吸の質を大きく左右します。
時々自分の姿勢をチェックしてください。
痩せ型の人にオススメしたいエクササイズ
以下の方法を行うと外胚葉型体質のデメリットをだいぶ軽減できます↓
毎日背中をストレッチする
ストレッチポールという道具を使うと便利です。
ホームセンターなどに行くとあると思います。
仰向けに寝て背中にストレッチポールを当ててストレッチするととても気持ちいいです。
ストレッチの詳しいやり方は以下の本が参考になります↓
3日に1回の腕立て伏せを行う
痩せすぎの人は胸板が薄すぎます。
胸板が薄いということは胸周辺の筋肉が弱いという事で、当然呼吸するための筋力も不足しているという事です。
必然的に呼吸は浅く短いものになってしまいます。
大きな声も出にくいはずです。
浅く短い呼吸はそれ自体がストレスとなる事は先ほど説明した通りです。
深く長い呼吸がラクにできるようになるためには筋トレを行うと良いです。
腕立て伏せがおすすめです。
3日に1回行います。
手の位置を肩幅よりも広めにとって行い大胸筋に効かせるようにします。
筋トレには休息期間が必要なので、3日に1回がちょうどいいです。
ドッグブレス呼吸法を行う
これは副交感神経を優位に働かせるための方法です。
リラックス状態も簡単に作れるようになってきます。
痩せすぎの人(外胚葉型の人)は長く深い呼吸ができません。
なので普通に腹式呼吸などを行おうとしても難しいです。
そこで役に立つのがこのドッグブレス呼吸法です。
この方法なら短いけど結果的に深い呼吸になります。
血色が良くなってくるはずです。
すぐに実感できると思います。
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