日本ではマイナーだけど気功が面白い!中国4千年の叡智、凄すぎる

今、気功にハマっています。

やればやるほどその奥の深さに面白さを感じています。

 

気功は日本ではヨガなどと比べるとあまりメジャーではありません。どちらかというと公民館とかで高齢の方が習っているといった地味なイメージが強いですね。

 

でも、おじいちゃんだけにやらせておくのは勿体無いです!

 

だって気功はとても効果の大きい方法だからです。

 

気功を正しく行うと体が健康になるだけでなく頭がよくなり心も元気になります。

それだけでなく運も良くなります。

今日はそんな気功について語りたいと思います。

 

きっかけは1冊の本

今までは筋トレぐらいしかした事がありません。

そもそも何で気功を始めたかというときっかけはこの本です↓

Kindle版が無料だったので読んでみました。

アマゾンプライム会員は無料で読む事ができます。

 参考  無料で読み放題!Amazonの新サービス「Prime reading」が便利すぎる

 

暇つぶしのための読書のつもりがいつの間にか夢中で読んでいる自分がいた。

そこで語られる気功の技法は現代の悩める多くの人の役に立つものだと思う。

気功は今流行りのスピリチュアルなどのような浮ついたものではなく、地に足のついた本物の技法です。スピリチュアル系のヒーリングとかだと「効いているような気がする」程度の実感または「全く何も感じない」人が多いと思います。

 

その点、気功は本当に効きます。

そこが凄いところです。

実際にやればわかります。

効果が高い方法が豊富に書かれています。

 

それだけではありません。

初心者でもすぐに効果が実感できるだけならただの入門書です。

「気功革命」が他の本と違うのはその内容が重要な細部までわかりやすく伝えられている点です。中級以上の人が読んでもかなり手応えの大きい本だと思います。秘伝だと思えるような内容がこれでもかというぐらい惜しげも無く書かれています。

こんな凄い内容の本がプライム会員だと無料って凄い。

 

この本を読んで分かった事の1つ。

気功は段階が進むほど目的とするところはヨガと似てきます。

人間の背骨に秘められた力に関する記載は必見です。

アプローチ方法が違うというだけです。

 

以下にざっくりと内容を紹介していきます。

興味を持った人は本を読んでみるといい。

 

 

現代社会ではほとんどの人が気のエネルギーが赤字の状態だという事実

人間、成長期はとても元気が満ち溢れています。

でも年を取るにつれてだんだん元気がなくなってきます。

それはなぜでしょう?

当たり前のように歳をとったからだと思いますか?

 

気功の世界ではこう考えます↓

解決法も用意されています。

例えばそれは乾電池に似ています。

子供の頃は、生命エネルギーが充分に充電された電圧の高い状態です。その生命エネルギーの電池はある程度の期間使い続けていると、自然に電圧が下がってしまいます。それが大人です。だいたい二十歳から二十二歳くらいから電圧は下がり始め、何もしなければ毎日少しづつ下がり続けます。

気功法を毎日行うということは、何もしなければ下がり続ける電圧を、逆に毎日少しずつ上げて元の状態に戻していくことです。

気功革命」より抜粋

 

実際に毎日気功法を続けているとこのことを実感できます。

 

 

知らなかった基本!気功の種類の見分け方

気功法は大きく大別すると2種類のタイプがあります。

  1. 泄法(しゃほう。捨法とも言う)
  2. 補法(ほほう)

この2つを組み合わせるのが気功の基本です。

 

「泄法」は体や心に溜まった邪気を排出して経絡の詰まりを無くす方法です。

考え方としてはデトックスに近いものです。

 

「補法」はエネルギーをチャージすることです。

順番としては泄法をやってから補法を行います。

邪気が溜まった状態では新しい気が入ってこないからです。

 

 

気功の応用範囲は幅広い!あらゆる悩みに対応可能

日本では気功は健康法の1つとして知られていますが、効果は健康のみではありません。

あらゆる事に効果があります。

いろんな事に使えます。

万能の技法とも言えます。

 

気功の凄いところは病気や症状、あるいは日常生活の諸問題に対して具体的に解決方法が用意されているところです。ここがヨガとの違いです。ヨガも素晴らしい技法ではあるのですが、もともとは健康法として作られたのではなく修行者のための技法として発展してきた側面があります。なので忙しい現代の日本人にはこれちょっと合わないなと思う点もいくつかあります。

 

どちらが合うかは人それぞれですが、ヨガをやってみていまいち効果が実感できない場合は気功をやると案外うまくいくかもしれません。何事もやってみるのが一番手っ取り早いです。トライアンドエラーを繰り返す事で最終的には正解にたどり着きます。

 

解決できる症状の種類が豊富

特定の病気や症状に特化した気功法というのが結構たくさんあるんですね。

最初に基本だけマスターしておけばあとはその都度最適な技法を実践するだけでOKです。

このあたりの柔軟性は他の方法にはないメリットだと思います。

 

特定の病気を治したいという場合は、先ほど紹介した「気功革命――癒す力を呼び覚ます」とは別に「気功革命・治癒力編」を入手する事をおすすめします。

Kindleだと1,800円です。無料ではありませんが習いに行かなくて済むという事を考えるとかなりリーズナブル。

 

ちなみに治癒力編には現代医療では治すのが難しいとされるうつ病やその他の心の症状に特化した気功法も紹介されています。気という概念はまさに万能のツールです。

 

人間関係の改善にも効果絶大

気功を行う事のメリットの1つは人間関係がどんどん良くなっていく点です。

「気功革命」では人間の気には4つの形があると言っています。

その基本的な形は、丸の形、三角の形、四角の形、不規則の形の4種類です。

気功革命」より抜粋

このあと詳しい解説があるのですが続きは本を読んでみてください。

 

人間の気とはこの場合オーラのようなものですが、4種類の形があるという踏み込んだ解説をしてくれている本が今までみたことがありません。読んでみてスッキリしました。

 

この4種類の気の形を理解しておくと、人との距離感や行動パターンの予測がしやすくなります。人間関係を改善していきたいという人はぜひ活用してみてください。きっと役に立つと思います。

 

また日々の気功法で自分の気の状態を整えておくことは人間関係や恋愛を円満なものにする上で非常に有益です。

 

他の小難しいことが書いてある本よりも断然この本をオススメします。

 

運さえも変える事が可能

世の中頑張っているのに運に恵まれないという人がいます。

世間では日頃の行いが悪いからだからとか安易に考えたりしますが、案外そういう人って「いい人」だったりします。そんな人にこそ気功をおすすめしたいです。

 

実は運もまた気の働きが関与しています。

気功法を正しく続けていると運は良くなってきます。

これはヨガにはない気功法のメリットだと思います。

 

最初は甩手と三円式站桩法を習慣化するといい

甩手(そうしゅ)

日本ではスワイショウと呼ばれる事の方が多いです。

これは体や心に溜まった邪気などのマイナスエネルギーを排出する泄法(デトックス)の気功法の中で一番簡単なやつです。本場の中国では気功や武術の準備運動として行われることが多いです。

 

こんな感じの運動です↓

 

準備運動的な気功ですが侮ってはいけません。

これだけでも相当な効果をもたらしてくれます。

こちらのブログの方も大きな効果を実感されているようです↓

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気功の準備動作として行う場合は10分程度行えば充分です。

慣れてきたら動功も行うか甩手の時間を長くします。

そうする事で気の通り道の詰まりが効果的に取り除かれ流通が活性化します。

 

その後、三円式站桩法などの補法の気功法を行います。

甩手(そうしゅ)を単独で行いたい場合は30〜40分行うといいです。

中国では40分行うのが一般的です。

 

動作する時の心の持ち方など目に見えない部分のコツは「気功革命」の本を読んで確認してください。

 

三円式站桩法(さんえんしきたんとうほう)

別名で站椿(たんちゅん)とか立禅と呼ばれる事もあります。

おそらく立禅という言葉は聞いた事があるのではないかと思います。

日本の禅の宗派でも修行のひとつとして活用されています。

もともと中国から伝わったものです。

 

三円式站桩法はエネルギーを貯める補法の気功法の中では最も簡単な方法です。きこ

簡単ですが初心者の人が最も早く効果を実感できる方法でもあります。

気功の奥義は「三円式站桩法」を続けているとわかってくる

気功革命」より抜粋

 

実際やってみるとわかりますが、ふわっとした気の感覚をすぐに実感できます。

気功を始めた最初の段階で三円式站桩法を続けていると本当に気功のことがよく分かってくるのです。気功法は外気を取り入れ内気に変えていく事が最大の特徴です。そうすると元の気をあまり消耗せずに活動でき、寿命を伸ばすことができるのです。

 

 

他の本では教えてくれない気のボールの本当の使い道

他の入門書って手で気のボールを作るやり方とかは書いてあるんですが、その後それをどうするかっていう解説がほとんどない。そういうものがありますよ的な解説で終わってしまっているんですね。これは他の本を読んだ事がある人ならわかると思います。

 

その点、「気功革命」はすごい。

ちゃんと本当の目的が解説してある。

読んでみて分かったのは三円式站桩法などで手の中に気のボールが実感できてきたらその感覚に集中するんですね。そうすると無理なく雑念を無くす事ができます。やってみるとわかると思いますが他の方法と比べてすごくラクです。

 

 

あつシゲ

他の方法、例えばヨガの瞑想とかだと何か1つのイメージに集中してみたり、呼吸を数えたりと大変ですね。なかなかうまくいきません。

 

「気功革命」によると手の中の気の感覚に意識を向けていると、やがては禅と呼ばれる状態になるそうです。僕はまだやり始めてから日が浅いですが、なんとなく感覚はわかります。

 

ちなみに禅というのは状態の事です。

深い瞑想状態の事を意味します。

日本では座禅として知られていますが、座ってするだけが禅ではありません。

たまたま座って禅の状態に入るから座禅というのです。

 

最近では大企業などでも瞑想を社員研修に取り入れ始めてきてますね。

グーグルなんかがそうですね。

マインドフルネス瞑想という言葉は最近よく耳にするようになりました。

これは「今ここ」に集中するということらしいです。

それを訓練するのがマインドフルネス瞑想です。

 

気功法のすごいところは特に頑張って集中しなくても自然にそういう状態になれる事です。

 

努力しなくても自然にできる。

気功法をオススメする理由です。

 

 

気のエネルギーの黒字化を達成したら一指禅を行いさらにパワーアップ

気の赤字状態を完全に黒字化するまでにはそれなりの期間が必要ですが、もし達成したら站桩法を一指禅で行うといいです。

そうする事でさらに強化できよりエネルギッシュになれるらしいです。

一指禅は気の密度も充実させますが、三円式よりももう少し、体全体をパワフルにします。だから最初は三円式で気を赤字から黒字に転換して、気が充分に充実してきたと感じたら、一指禅で気のレベルを上げていくといいのです。一指禅は体力の中心、下丹田の強化にも効果的ですし、脳の中心、上丹田の活性化にも効果的です。

 

一指禅の詳しいやり方は「気功革命」の本に書いてあるので興味のあるかたは確認してみてください。

 

食べ物についての解説も凄い!陰と陽の違いがあるなんて知らなかった

毎日食べる食事についての解説も必見です。

実は食べ物には陰と陽の性質の違いがあるみたいです。

これは良いとか悪いとかではなく、火と水みたいなもので両方必要なものです。でもバランスが崩れると様々なトラブルを引き起こすという事です。

 

例えば現代の栄養学では含まれている栄養素のみで判断したりしますよね?

でもそれだけではダメなんです。

基本的には季節に合った食べ物を摂るといいですが、症状に合わせた様々な応用方法があるようです。

 

食べ物の陰と陽とは?

例えば夏に採れる果物や野菜は体を冷やす作用があります。

この場合は夏の環境が陽で作物の性質が陰でちょうどいいバランス。

逆に冬に採れる根菜類とかそういった作物は体を温める作用があるので陽の性質。冬という環境が陰だからちょうどいいバランスになる。

 

こんな感じで自然界はうまいことバランスが取れるようになっています。

 

陰陽のバランスを全く考えずに栄養素のみで判断したどうなるか?

その場合どんなに凄い成分の入っている食物だったとしても体には良くない結果になります。

 

本を書いているのは中国の人

著者の人は盛鶴延(せい・かくえん)という中国のかたです。

今は帰化して日本に住んでおられるそうです。

さすが気功の本場中国だという事が本を読んでよくわかりました。

 

最後に

まだまだ言いたい事はたくさんありますが、今日はこれぐらいにしておきます。

「気功革命」は久しぶりに手応えを感じた良書です。

無料で読める「気功革命――癒す力を呼び覚ます」を読んでもし気に入ったら、「気功革命・治癒力編」も読むと理解がさらに深まるのでオススメです。

 

気功を実践するにあたって途中、動作などでわからないところが出てくるかもしれません。

ちょっと前の時代であれば独習は困難を極めましたが、今の時代はインターネットという強力なツールがあります。YouTubeなどで検索すれば必要な情報はすぐに見つかります。断片的な情報ならいくらでもあるんです。それをパズルみたいにつなぎ合わせるだけです。意外となんとかなるものです。何も心配いりません。

 

ぶっちゃけ直接習う必要があるのはよっぽど難しい技法ぐらいかなと感じています。

例えば自発動功とかは本にも書いてある通り最初だけ習いに行った方がいいです。

それ以外の基本的な技法は「気功革命」の本だけでかなりのところまでいけるんではないかと思います。それぐらいこの本のクオリティは素晴らしいものです。

 

気がわかるようになると世界の見え方も変わってきます。

気功革命という名前は素晴らしいネーミングだと思います。

書いてある通りまさに革命だと実感できます。

皆さんもどうぞ!

 

コメント

  1. たろしん より:

    こんにちわ!
    ランキングからきました。たろしんと申します。
    気の話は面白いですよね。
    ドラゴンボールとかも気とかよくでてきますけど、
    昔はかめはめ波いつかうてるようになると
    思ってました。(笑)
    気功革命一回読んでみようと思いました。

    • あつシゲ より:

      気功革命、超おすすめです!
      かめはめ波をうてるようにはなりませんが、
      体の芯から元気になれます。
      頭と心も元気になります。
      この本は入門書でありながら秘伝の書とも言えるクオリティです。
      ぜひ読んでみてください。
      きっと役に立ちます。

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